きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ヤエムグラ ~超極小花と輪生する葉

丸山公園の草地-5回目。草地の中に丈はあるのに弱いのか斜めになって群生している草本がありました。どこかで見たことがあると思いますが、名前は知りません。調べてみるとヤエムグラでした。〈散歩日:5月6日〉

ヤエムグラ(八重葎)はアカネ科ヤエムグラ属の越年草で、道端や荒れ地でもごく普通にみられるようです。長さは60~90センチになります。

〔Webで確認した特徴〕
茎は軟らかく4稜があり下向きの小さな刺がつく。この棘で他に寄りかかる
・葉は茎の節ごとに長さ1~3センチの細長い葉を6~8枚くらい輪生させる
 葉の先は棘状に尖り、縁と裏面の脈上にも下向きの棘がある
・花は茎先や葉腋から花序をだし、径1~2ミリの淡黄緑色の花をつける

1.見た目は全体的に淡い緑色で、他の草本よりも葉の色が薄いので逆に目立ちました。密生して互いの棘で寄り添っているようです。丈は膝上ほど
きれぎれの風彩 「ヤエムグラ」1-1

2.茎の先端部分で、超極小の花がついています。花冠は4裂します
3.節ごとに輪生する葉です。面白い形になっています。花序も伸びています
4.茎は明確な4稜があるので四角です。上部ほど葉は小さい
5.果実は2分果で、径3~4ミリ。表面にカギ状の毛が伸びてひっつく
6.花から果実になると、よけいにくっつきあう(ごちゃっとしている)
「2」「3」「4」「5」「6」
「ヤエムグラ ~超極小の花と輪生する葉」

見ているときに、茎や葉の棘がシャツにひっつくので困りものです。こういうタイプは嫌われるのでしょう。
詳しいWebサイトには「輪生する葉の1対だけが葉であり、他は托葉が変形したもの」との記載がありましたが区別できません。

普通「八重」といえば八重桜のように花弁が多いのかと思いますが、八重葎(ヤエムグラ)の八重は、重なって生える様子や輪生する葉の様子を例えたようです。「葎」は群がるように生育する草の総称で、合わせて八重葎です。
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| 草本(草花・野草) | 23:33 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ぼくはやえむくせらと聞くと、百人一首の「やえむぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」の歌がまっさきに 頭に浮かぶので、いったいどんな植物なのだろうか、と思っていました。歌のイメージから「荒れ地」「荒れ野」が浮かびますが、拝見するとまあ、イメージは当たっていました。
カナムグラは近くの廃屋の庭で見つけたことがありますが、別物でもイメージは一緒ですね。葎は群がって生える草、という感じがつかめました。

| ディック | 2015/05/22 13:55 | URL | ≫ EDIT

増え過ぎて厄介な雑草です。
特に日陰が好きなようで、竹やぶに下などでよく
見かけます。

| 山小屋 | 2015/05/24 06:59 | URL | ≫ EDIT

ヤエムグラ

小さな野の花観察されました。
薄緑が綺麗です。

鉢物で育ててみるのも良さそうに感じました。

| ころん | 2015/05/24 11:51 | URL |

ディックさん こんにちは

百人一首はボウズめくりとして遊んでいました。ん~学の無さが・・・。
カナムグラは秋になると北本で大群生をつくります。
「ムグラ」=「やっかいなもの」のようですね。

| 山ぼうし | 2015/05/24 15:19 | URL |

山小屋さん こんにちは

竹やぶにも生えますか~、さすがムグラですね。
弱そうでも数で駆逐していくのでしょう。

| 山ぼうし | 2015/05/24 15:20 | URL |

ころんさん こんにちは

何故、とても小さく色も目立たない花にしたのか不思議です。
全体的な形や色は整ってキレイですけどね。

| 山ぼうし | 2015/05/24 15:20 | URL |















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