きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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トウバナ ~小さな唇形花の花序は塔

北本自然観察公園の園路脇で、茎の上部に小さな花を幾つかつけた、小さな草本が群生していました。数株ではスルーしていたと思います。初めて見る草本で、調べたところトウバナだと思われます。〈散歩日:5月4日・23日・31日〉

トウバナ(塔花)は、シソ科トウバナ属の多年草で、本州~沖縄に分布し田の畦や湿り気のある道ばた、山裾などに見られます。しばしば群生するので比較的目立つ。

〔Webで確認した特徴〕
・草丈は10~30センチになる(基部は地を這う)
葉は対生し長さ1~3センチの卵形~広卵形、低い鋸歯が左右に5~6個ある
花は輪状に数段つく(輪散集散花序)花は萼を含めて長さ約6ミリ。淡紅色の花
 花の径は約3ミリと小さく、花冠は唇形で上下に分かれ、下唇はさらに3裂する

1.5月4日:擁壁の下で拡がっていました。高さは十数センチくらい
きれぎれの風彩 「トウバナ」1-1


2.立ち上がった茎の先に花序がつきます。段数は生長と共に増えるようです
3.葉は小さいのですが、葉らしい形をしています
4~5.花序にはたくさんの花がつきますが、一斉ではなく疎らに順次咲くようです
  ただ蕚が花に比べて細長く、花が終わっても花序の形を保ちます
6.5月23日に再訪した時は花が全て終わり、花序の部分が長く伸びていました
「2」「3」「4」「5」「6」
「トウバナ ~小さな唇形花の花序は塔」


7.5月31日、城山公園の雑木林の林床で群生を見つけました。こちらはまだ花がついているものもありましたが、全体に小ぶりでした。
きれぎれの風彩 「トウバナ」1-7


北本自然観察公園に比べて城山公園のトウバナは遅いと感じましたが、トウバナの花期は5月~8月との記載がありましたので、決して遅いわけではなく、これからもまた別の所で目にする機会があるかもしれません。

名前の由来は、花穂が何段も重なって塔を連想させることによります。花期ではなく、花後の花序が伸びた状態を例えているのでしょうか。

トウバナ属の花は皆似た雰囲気があり、最初にトウバナが咲き、盛夏にはクルマバナ、イヌトウバナ、ミヤマトウバナ等が次々と咲くそうです。他の種も未見です。
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| 草本(草花・野草) | 22:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

仲間をこちらでも

こんにちは。

トウバナには仲間がありますよね。
こちらでも見かけます。
小さな花で、マクロ撮影でも結構
面倒な種です。

さて、今回は出張先のホテルから
でした。よい週末を。


| 地理佐渡... | 2015/06/06 19:17 | URL | ≫ EDIT

地理佐渡さん こんばんは

小さい花(このような5ミリ未満の花)は、実際肉眼ではよく分かりません。なので、素人観察にアップはあまり意味が無い・・・と思いながらも、それぞれに特徴があるので記録しておきたい。でも、もう少しハードとアームが良ければ・・・と。
ご出張お疲れ様です。

| 山ぼうし | 2015/06/06 22:23 | URL |















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