きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ハナミズキ ~米国発!白と薄紅色の花(?)

この時期、街路樹として利用されているハナミズキをよく見ます。というより、目につきますね。大きな白と薄い赤の花は、桜の終わりに代わろうとしているようです。

ハナミズキ(花水木)はミズキ科ミズキ属の落葉高木で、北アメリカ原産です。別名、アメリカヤマボウシというように、日本原産のヤマボウシに似ています。

有名な花木ですが、冬に、街路樹ではないところで、この木をみた時にハナミズキと分かるでしょうか?というのも、私は分かりませんでした(特徴を知りませんでした)。

2月の末、近くの公園で見た時のことです。葉も実もない細い枝に、何かキノコのようなものが付いていたのです。
きれぎれの風採 「ハナミズキ」1-1

よく見ると、擬宝珠(ぎぼし:神社や寺院の階段の手すり等で、柱の上に設けられている飾り)にそっくり。変わった形状ですよね。
きれぎれの風採 「ハナミズキ」1-2

この樹がハナミズキだと知ったのは、別の場所で名前のプレートの付いた同種を見たおかげです。
4月10日には、擬宝珠が開きかけていました。冬芽のときよりも少し大きくなったような気がします。
きれぎれの風採 「ハナミズキ」1-3

きれぎれの風採 「ハナミズキ」1-4

それから2週間経った4月25日、咲いていました!
きれぎれの風採 「ハナミズキ」1-5

きれぎれの風採 「ハナミズキ」1-6

ヤマボウシと同じように、ハナミズキも4枚の“花弁”に見えるのは、総苞(そうほう:花序の下部にあって、つぼみを包んでいた葉のことをいう)で、実際の花は、総苞の中心で集合している緑の突起(蕾状態)の部分

今日、近くの街路樹で確認しました。
花は緑で4弁に開き、5ミリほどと、花に見える総苞に比べると、とても小さいですね。
きれぎれの風採 「ハナミズキ」1-7

花と緑の振興センターのハマミズキは、樹高も高く、大きな枝を横に広げていました。
きれぎれの風採 「ハナミズキ」1-8


今では、どこででも見かけるハナミズキですが、初めてアメリカから渡ってきたのは、日本から桜を送った(1912年)返礼として贈られた(1915年)ものなのですね。

ところで、♪空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと~
という歌詞で始まる、一青窈の「ハナミズキ」。空を押し上げて→たくさんの花が上を向いている様子のようにも思えます。
ただ、♪つぼみをあげよう 庭のハナミズキ~
という「つぼみ」とは何を指しているのでしょう。擬宝珠?突起の方?少し気になります。


*最後までお読みいただき、ありがとうございます。『きれぎれの風採』では、庭木(植木)や樹木・草花などについて綴っております。どうぞ、またお立ち寄りください。
スポンサーサイト

| 落葉高木 | 22:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ino1127.blog57.fc2.com/tb.php/68-1c7d3b0d

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT