ナンバンギセル ~寄生植物
ナンバンギセル(南蛮煙管)は、ハマウツボ科ナンバンギセル属の1年生寄生植物です。日本各地や東アジアに分布するようです。
〔Webで確認した特徴〕
・葉緑素を持たない寄生植物で、ススキやイネ、ミョウガなどの根に寄生する
・茎は短く、葉は小さな鱗片状で、ほとんど地上には出ない
・地上は高さ15センチ~の花柄で、先に筒型で薄紫色の花を横向きにつける
・花冠の長さは3センチほど、先は浅く5裂し、基部は1枚の萼が包む
・果実は球形状で蕚に包まれたまま熟し、中には微小な種子が多数入る
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当公園にはナンバンギセルを目当てに来られる方も多いのでしょう、近くまで行くと案内板があり助かりました。ただ、ココという場所では花が終わっていました。
少しガッカリしましたが、園路沿いにはススキが続いており、(ピークは過ぎていると思われますが)所々で花を見ることができました。
あと、ボーダー花壇でも見られました(上の最後の画です)。
名前の由来は、和名の通りで花の姿を南蛮渡来の煙管(キセル)に見立てたもののようです。キセルではなくギセルと濁点ありです。最初にカタカナで名前を読んだ時には変な名前だと思いました。
また、煙管が日本で普及する前から本種はあったはずなので、それ以前の呼び名から替わったと思われます。それ以前が『思い草』であるなら改名は残念な気がします。
| 草本(草花・野草) | 23:58 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑
ナンバンギセル・・・
でてくるところは何ヶ所か知っていますが、今年は
まだ見に行っていません。
もう終わったかも知れません。
| 山小屋 | 2015/09/20 07:39 | URL | ≫ EDIT