ワレモコウ ~草地の紅色花穂
ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)は、バラ科ワレモコウ属の多年草で、日本や中国、シベリアなど緯度の高い地域に分布しています。
〔Webで確認した特徴〕
・草丈は1メートルを超える。花期は8月~11月
・葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は長楕円形で細かい鋸歯あり
・枝分かれした茎の先に、楕円形で紅色の穂状花序をつける。穂の上から順に咲く
1つの花は4枚の蕚からなり、花弁はない。花が終わっても蕚が花のように残る
1.ワレモコウの花序の様子です。花序・・・のようです。よく見ないと花が終わっているのかどうかは分からないです

2.どのような光景がこの種らしいのか?ただ、ポツンとした様もイイと思いました
3~5.群生・群落の様子です。大雨の影響か茎が斜めになっているものが多いです
6.奇数羽状複葉の様子です。上部に葉はなく下部は藪なので、見難いです
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ワレモコウの漢字表記には上記以外にもいくつかあって、その名前の由来にも説がいくつかあるそうなので、明確ではないようです。
また、調べていると、ワレモコウの漢名は地楡(ちゆ)で、生薬名も地楡ですが、柳生宗矩などの柳生氏の家紋は、「地楡に雀」と「二階笠」を用いているそうです。いずれも珍しい家紋で、特に「地楡に雀」は柳生家ただ一氏のみが使用しているとの記載がありました。ただ、家紋を見てみると、ワレモコウと似ているような似てないような。
〈オマケ〉
草地にはツリガネニンジンも幾つか見ました。やはり茎が斜めになっており少し残念です。左はワレモコウ、オオカマキリと一緒に。


| 草本(草花・野草) | 23:58 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
ワレモコウ・・・
山でも自生しています。
昨日、山梨の山で出会ってきました。
風に揺れてなかなか撮らせてくれませんでした。
| 山小屋 | 2015/09/22 06:51 | URL | ≫ EDIT