きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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オモダカ ~雌雄異花、矢尻形の葉

武蔵丘陵森林公園の「水生植物の池」で見ることのできた水生植物について取り上げてきましたが、今回が最後で5回目になります。〈散歩日:9月12日〉

オモダカ(面高・沢瀉)は、オモダカ科オモダカ属で多年草の抽水植物(比較的浅い水中に生え、根は水底の土壌にあり、茎や葉が水中から水面上に伸びるもの)。日本各地やアジアに分布し、水田や溜池、湿地などに生育します。花期は7月~10月。

〔Webで確認した特徴〕
・草丈は30~80センチ(?)。種子と塊茎から発芽する。雌雄同株
・葉は根元から長い柄を出し、葉身は葉の下半分が2つに分かれた矢じり状で、
 長さ7~30センチ
・花は白い3弁花で、3個づつ輪生する。茎の上部に雄花が、下部に雌花がつく
 雄花の中央には黄色い雄しべ、雌花の中央には黄緑色の雌しべが球状につく
・果実は扁平な痩果(長さ5ミリ程)が集まった集合果で、残った花柱が嘴状にとがり、周囲には広い翼がある

1.特徴のある面白い形をした葉です。生長により葉は長くなります
2~3.群生している所です。他の水生植物もあり生存競争は大変そう
4.雄花です。花弁は円形で皿状になり、花冠としてはお椀形に
5.若い果実です。尖っているものが一つ痩果なのでしょう。多数あります
「1」「2」「3」「4」「5」
「オモダカ ~雌雄異花、矢尻形の葉」


6.雄花と雌花の様子です(一緒に撮っていたのがコレしかなく・・・)
花茎の上方には黄色の葯を持つ雄しべがついた雄花、下方には緑色で球状の雌しべのある雌花があります(花は終わっています)。花冠の径は両方とも約2センチ
きれぎれの風彩 「オモダカ」1-6


下から順次開花するとのことですが、どこまでで雌花を止めて雄花にするのでしょう。雌花を何段つけたら次から雄花にするとか(?)不思議です。

オモダカ(面高)の名前の由来は、矢じり形の葉を人の顔に見立て、しかも葉が花より高いところにあるというのが通説です。

ところで、オモダカは秋になると、地中に数本~多数の匍匐枝を伸ばし、先端に塊茎を形成して越冬するそうですが、おせち料理に使う『クワイ』は、オモダカのこの塊茎を肥大化させて食用目的にした栽培変種だそうです。初めて知りました・・・。クワイは、「芽が出る」ことから縁起物として扱われています。
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| 草本(草花・野草) | 22:06 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

へぇ〜、この葉の形が名前の由来ですか。名前だけは知っていたけれど、はじめて憶えられそうな気がしてきました。花もきれいですね。
クワイのお話、おもしろく読みました。勉強になります。

| ディック | 2015/10/05 18:53 | URL | ≫ EDIT

オモダカの花は7月に行田の古代ハスを見に行った時、
咲いているのを見ました。
その時はもうほとんどが終わった姿でした。
この時期まで咲いているのですね。
クワイがオモダカの塊茎というのも初めてです。

| 山小屋 | 2015/10/06 06:50 | URL | ≫ EDIT

花の名前

ハゼラン、だと思います。これに決めました。
ありがとうございます。

| kawa | 2015/10/07 22:04 | URL | ≫ EDIT

ディックさん こんばんは

この葉の形で人の顔に見立てるのは、無理があると思います。
ただ、現代と違って昔は違う感じ方をしたのだろうな~と思いますね。というか思うしかないのですが。
クワイって、いい大人になってから知りましたので、ヘ~ヘ~ヘ~です。

| 山ぼうし | 2015/10/08 23:43 | URL |

山小屋さん こんばんは

行田の池は多種豊富のようですね。
私は行ったことが無いので来年は行ってみようと思います。
(古代ハスも見たことが無いです)
Webでクワイの葉を見ると似てます~。驚きです。

| 山ぼうし | 2015/10/08 23:43 | URL |

kawaさん こんばんは

だとしたら、たまたまです。
雰囲気からの一案ですので、実際に見てみないと分からないです。
でも、役立って良かったっす。

| 山ぼうし | 2015/10/08 23:44 | URL |















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