きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ヘラオモダカ ~輪生分枝する花序

北本自然観察公園の木道沿いで、花茎があちこちに伸び白い花つけている様子に目が留まりました。調べてみるとヘラオモダカという種で、花後の果実の様子も面白く再訪するたびに見ていました。〈散歩日:9月5日,19日、10月4日〉

ヘラオモダカ (箆面高) は、オモダカ科サジオモダカ属で多年草の抽水植物~湿性植物。日本、東~東南アジアに分布し、湖沼やため池、水田などの浅い水域に生育します。大きさの変異は著しく、草丈20センチから1メートルを超えることもあるそうです。

〔Webで確認した特徴〕
・葉は根生し、長さ10~30センチ
 葉身は披針形で、基部は徐々に細くなり柄に続くヘラ形。全縁でツヤはない
・長い花茎を立て、節で3本(~5本)の側枝を数段輪生し、
 さらに3本の小枝を輪生するか花柄を出す。
・花は両性花。直径1センチほどの白い3弁花で、縁が波状
・痩果は長さ2~2.5ミリの扁平な惰円形で、背側(外側?)に溝がある
 
1~2.細い茎を分枝しながら全体では大きくなる様子は特徴的なのですが、様々な植物に混じって画では分かり難いです。ちょっと残念  <1~4は9月5日>
3~4.小さい白い花は、花数が少ないこともありそれほど目立ちません。花弁がしわしわで儚い感じもあります。雄しべは6本、雌しべは多数が環状に並びます
「1」「2」「3」「4」
「ヘラオモダカ ~輪生分枝する花序(1)」

同科オモダカは単性花で雄花と雌花が別々でした、また花のサイズはオモダカに比べるとひとまわり小さく、花冠はお椀形になるのではなく、平開します。

5.<9月19日> 葉の様子を確認していませんでしたので・・・探しました、ヘラ形
6~7.<10月4日> 花は全て終わり、雌しべがそのまま膨らんだような若い果実ができています。果実は「扁平な痩果がドーナツ状に並んだ集合果」です
8.こちらは、果実ができたところで枯れてしまったようです
「5」「6」「7」「8」
「ヘラオモダカ ~輪生分枝する花序(2)」

調べている中で「ヘラオモダカの花は昼頃から咲き始める」という記載をみつけ、エッと、少し当惑です。見ている時には花数が少ないと思いましたが、その時の時刻は午前11時半・・・微妙です。この後にたくさん咲いていたのかどうか?

同じ属には似ている「サジオモダカ」という種もあるようですが、ヘラオモダカは葉の形がへら状なのに対して、サジオモダカは葉の形がさじ(スプーン)状という違いがあります。
名前は、その葉の形が由来になっています。ヘラの後にオモダカが付くのはオモダカ科だからなのかもしれませんが、オモダカは違う属ですし、一説には人の顔に見立てたという名前のオモダカではしっくりこないな~と思っています。

(7回続くことになった、森林公園~北本の「初めて見た水生植物シリーズ」了です)
スポンサーサイト

| 草本(草花・野草) | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ino1127.blog57.fc2.com/tb.php/720-a6af1a62

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT