タデ科イヌタデ属は難しい
1.全体的に縦横に枝が拡がり、茎は赤っぽく、花は密で穂状に立ち上がります。葉には黒っぽい斑紋もあります

いつも目につくイヌタデ属は群生している場合が多く、花穂など上部に目がいってましたので下部の印象はあまりないのですが、
2.太い茎です。とくに節のところは大きいです。托葉鞘の毛は短めに見えます
3.白っぽい花穂です。茎色は上の方まで赤みがあります
4~6.花穂にはたくさんの花がみっしりと。小さな花穂でも花が咲いています
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取り急ぎ調べるポイントは、密で白い花穂と斑紋のはいる葉だと思いました。
花が密につくのはイヌタデに多く見られ、花穂は赤くなりますが、本種は白っぽいのでこれでは、アカマンマではなくシロマンマです。
画で探すとオオイヌタデは花が白っぽくなりますが、丈は高く花穂は頭を垂れます。
葉に斑紋がはいるハナタデを見たことがありますが、花は疎らでした。ボントクタデにも斑紋があるようですが、茎の毛とか異なります。
他にも調べてみましたが、(画の材料はこれらしかなく)結局ハッキリしませんでした。イヌタデ属は難しいと改めて思いましたし、それは今の私がその程度ということなので、その記録として不明のまま取り上げておきます。
<周りの環境>
前回も少しふれましたが、同所の下流側=南側には窪みがあって、その先はオオオナモミの群生はもちろん草本自体が少ないです。何故なのでしょう。不思議です。

| 樹木・草花アレコレ | 16:20 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
ハルタデの大型のものでオオハルタデではないでしょうか?
ハルという名前がついていますが、6月頃から10月頃
が開花期だそうです。
| 山小屋 | 2015/11/17 06:44 | URL | ≫ EDIT