きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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アカシデ ~冬芽と虫こぶ

北本自然観察公園の北側の緩やかな斜面地で、細く密に出ている枝先に多くの冬芽をつけている樹が目にとまりました。これは?アカシデでした。〈散歩日:2月11日〉

アカシデ(赤四手)は、カバノキ科クマシデ属の落葉高木です。
冬芽は長さ1センチ弱の紡錘形で先の尖ったキレイな形をしています。(紡錘形といっても)4稜あり、断面は四角形になります。(花序や果実の様子はこちら

斜面地にあることと、枝が低い所から出ていたことから、冬芽間近で見られたのは幸いでした。おかげで特徴のある虫こぶも見ることができアカシデと分かりました。

1.枝にはたくさんの冬芽がついています。離れて見ると萌えている感じもします
2~3.色・形がキレイな冬芽です
4~5.虫こぶがありました。昨年の同時期に(同園の駐車場近くで)初めてアカシデの虫こぶを見ましたが、貧弱な冬芽が多数集まったような形状をしています
「1」「2」「3」「4」「5」
「アカシデ ~冬芽と虫こぶ」

冬芽はイヌシデの冬芽とも似ています。アカシデの冬芽は枝に対して立ち上がるようにつき(開出:かいしゅつ)、イヌシデは枝に沿ってつく(伏生:ふくせい)と言われるようですが。個体差もあり、冬芽だけでの区別は難しいそうです。

この虫こぶ(虫えい)は「アカシデメムレマツカサフシ」といいます。調べてみると虫こぶの命名には規則があり、宿主名+形成部位+形状+フシ(エイであることを示す言葉)となっているそうです。当てはめますと、
アカシデ+芽+群れ松かさ(群れた松かさのよう)+フシ となるわけです。
イヌシデの虫こぶとは形状が異なりますので区別できます。

6.冬芽を見た樹の幹です。アカシデの幹は肥大成長が均等に行われないために凸凹(うねうね)になりやすいようでが、この樹はそれほどでもなかったです
きれぎれの風彩 「アカシデ」2-6


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| 落葉高木 | 19:53 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ああ、よく見るあの妙ちくりんな名前はみんなカタカナで、意味を考えてもちんぷんかんぷんでしたが、「宿主名+形成部位+形状+フシ」ということなのか。
ありがとうございます。やっと納得がいきました。
先日アカシデの冬芽を撮りましたが、虫こぶを捜してみればよかった。

| ディック | 2016/02/20 22:12 | URL | ≫ EDIT

こんにちは

アカシデとイヌシデは良く似ていますね。個体差もあって区別するのがなかなか難しいです。この虫こぶは当方でもよく見掛けます。

| 多摩NTの住人 | 2016/02/21 15:24 | URL | ≫ EDIT

落葉樹が新しい芽をつけて、春を待っていますね。
アカシデもイヌシデも、違いがよくわかりませんが、きちんと分類されているのですね。
私の家の近くの大高緑地公園のもくれんの蕾が、膨らんできました。
梅の花は、もう見ごろが終わりそうです。

| ringo | 2016/02/21 16:03 | URL | ≫ EDIT

ディックさん こんばんは

私も今回、虫こぶの命名規則を知り納得した次第です。
これで区切り方が分かるのかな~と思います。
この虫こぶは、探す気になっていると目にとまります。

| 山ぼうし | 2016/02/21 21:48 | URL |

多摩NTさん こんばんは

冬芽は似ていますよね~。枝の毛はイヌシデ特有でしょうかね。
冬は虫こぶだのみです。

| 山ぼうし | 2016/02/21 21:49 | URL |

ringoさん こんばんは

もう梅の見頃は終わりですか~。
今日は梅まつりに行ってきました。昨日から2週間の予定です。
今が見頃のようです。(後日取り上げる予定です)

| 山ぼうし | 2016/02/21 21:49 | URL |

アカシデ

こんばんは。

どうも木本類は苦手ですみません。
アカシデ。初めて聞く名前です。

シデとつくと木本とは異なる種を
イメージしてしまいます。


| 地理佐渡.. | 2016/02/21 23:15 | URL | ≫ EDIT















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