ムサシアブミ ~仏炎苞(花)
北本自然観察公園で昨年の8月にムサシアブミを見つけ、その後の果実を観察しましたが、今年はついにムサシアブミの花を見ることができました。〈散歩日:4月9日〉
ムサシアブミ(武蔵鐙)は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草です。
花はサトイモ科の特徴である肉穂花序と仏炎苞を持ちます。
(葉や果実などの特徴は昨年の日記を参照)
1.昨年と同じ場所(林床・斜面)で、大小の花を並べていました

2~3.葉柄の間から花茎がでます。葉に比べるとかなり下で咲きます
2つの仏炎苞が何故か背中合わせで反対方向を向いています
4~5.仏炎苞は白地に縞(筋)が入っているように見えます。下の方は暗紫色で途中から淡緑色になり、横に膨らみながら縦縞の幅も広くなります。仏炎苞の蓋の部分(舷部)は袋状に巻きこみ、その辺りから黒褐色です
外から見えない肉穂花序は白色で棍棒状のようです。
ムサシアブミは雌雄異株ですが、「株が小さいうちは雄性、株が大きくなると雌性の花を咲かせる」とか「栄養状態がよいと雄性から雌性に性転換する」といった記載がありました。今年も大きい花の方に実をつけるのでしょう。
名前は、仏炎苞の形が昔の武蔵国で作った鎧(騎乗時に足を掛ける馬具)の形に似ていることが由来です。(ただし、仏炎苞の向きを変えて想像する必要があります)
ムサシアブミ(武蔵鐙)は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草です。
花はサトイモ科の特徴である肉穂花序と仏炎苞を持ちます。
(葉や果実などの特徴は昨年の日記を参照)
1.昨年と同じ場所(林床・斜面)で、大小の花を並べていました

2~3.葉柄の間から花茎がでます。葉に比べるとかなり下で咲きます
2つの仏炎苞が何故か背中合わせで反対方向を向いています
4~5.仏炎苞は白地に縞(筋)が入っているように見えます。下の方は暗紫色で途中から淡緑色になり、横に膨らみながら縦縞の幅も広くなります。仏炎苞の蓋の部分(舷部)は袋状に巻きこみ、その辺りから黒褐色です
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外から見えない肉穂花序は白色で棍棒状のようです。
ムサシアブミは雌雄異株ですが、「株が小さいうちは雄性、株が大きくなると雌性の花を咲かせる」とか「栄養状態がよいと雄性から雌性に性転換する」といった記載がありました。今年も大きい花の方に実をつけるのでしょう。
名前は、仏炎苞の形が昔の武蔵国で作った鎧(騎乗時に足を掛ける馬具)の形に似ていることが由来です。(ただし、仏炎苞の向きを変えて想像する必要があります)
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| 草本(草花・野草) | 19:33 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
ムサシアブミ、葉っぱの下に花を咲かせるのが特徴ですね。
大きな仏縁苞もよく目立ちます。
| 山小屋 | 2016/04/24 07:58 | URL | ≫ EDIT