きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ホウチャクソウ ~垂れ下がる白い花

前回取り上げた「上谷の大クス」の西側で、シャガに混じって緑色~白色の花をつけた草本が生えていました。アマドコロの花に似ていると思ったのですが、花数が少ないですし、よく見ると花の付き方も異なります。後で調べてみたところ、ホウチャクソウという種でした。初見です。〈散歩日:4月30日〉

ホウチャクソウ(宝鐸草)は、イヌサフラン科チゴユリ属に分類される草本で、日本全国の雑木林などの樹間のひらけた場所に生育します。アマドコロ(及びナルコユリ)はキジカクシ科アマドコロ属なので、全く異なる種ですが、花の雰囲気は似ています。

〔Webで確認した特徴〕
・草丈は30~60センチになり、茎は上部で分枝する
・葉は互生し、長楕円形で先は尖る
花は先端の葉の付け根から1~3個垂れ下がってつく。長さ2~3センチで花被片は6枚(3枚の花びらと3枚の蕚)。〔アマドコロは花被片が合着して筒状になる〕
・果実は径1センチほどの球形で黒く熟す液果

1.ホウチャクソウの茎は分枝し、枝先に花をつけます。ということを知っていれば、1本の茎に多数の花を並べてつけるアマドコロやナルコユリとの区別も容易です。
きれぎれの風彩 「ホウチャクソウ」1-1


2~3.花被片が重なりつつも、一枚一枚離れています。その割には、花被片の先はそれほど反り返らないです
4~5.葉は長さ5~10センチ前後のササの葉型で葉脈が目立ちます。地下茎で増えることから、小群落を形成することが多いようです
6.こちらは、西平の大カヤに向かう山道入口付近です。ここでも見られました
「2」「3」「4」「5」「6」
「ホウチャクソウ ~垂れ下がる白い花」


名前は、垂れ下がる花の姿が宝鐸(お寺の四隅の軒先に吊り下げられている鐘形の飾り)に似ていることによります。

越生町とときがわ町の両方で見ることができましたので、この辺りの里山の林床では生息率が高そうです。
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