ヒルザキツキミソウ ~淡桃色の花と十字雌蕊
大平山(嵐山町)の駐車場近くの草地に、淡いピンク色の花をつけている草本が目に留まりました。どこかで見たような気がしますが、調べるのは初めてです。これはヒルザキツキミソウだと思われます。〈散歩日:7月24日〉
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。北アメリカ原産で大正時代に観賞用として渡来した外来種。各地で半野生化しているようです。名前は日中に咲くツキミソウ(宵から咲くマツヨイグサの別名。もしくは白花を咲かす種名)ということから名付けられました。花期は5~7月。
〔Webで確認した特徴〕
・草丈は30~60センチほど。果実はさく果だが、日本では結実しない(こともない※)
・花は白色または淡桃色で径約5センチほど。花弁は4枚で基部は筒状になり黄色を帯びる。その筒のなかから伸びる雌しべは先端が十字型
・葉は互生し、長さ5センチほどの披針形で浅い鋸歯あり。下部では羽状に浅裂する
1.似たような丈の草本のなかで、淡いピンク色が目立ちました。草地ですが、耕作放棄地だと思われます。柔らかい土でした

2~4.花弁の脈(筋)がクッキリしています。先端が十字になる雌しべは同属の特徴のようです。ラインの入る細長い萼も特徴的です。萎むと淡紅色に
5.蕾はやや下を向きますが、開花すると上向きです
6.葉の様子です。前月取り上げたコマツヨイグサに少し似ていると思いました
似ているような花を見たことがあると思ったのは、同属のユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)でした。花弁の脈など雰囲気が似ていますが、花のサイズは本種の方が倍以上大きいです。
※結実し雨滴散布するとの情報を多摩NT様から頂きました。ありがとうございます。
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。北アメリカ原産で大正時代に観賞用として渡来した外来種。各地で半野生化しているようです。名前は日中に咲くツキミソウ(宵から咲くマツヨイグサの別名。もしくは白花を咲かす種名)ということから名付けられました。花期は5~7月。
〔Webで確認した特徴〕
・草丈は30~60センチほど。果実はさく果だが、日本では結実しない(こともない※)
・花は白色または淡桃色で径約5センチほど。花弁は4枚で基部は筒状になり黄色を帯びる。その筒のなかから伸びる雌しべは先端が十字型
・葉は互生し、長さ5センチほどの披針形で浅い鋸歯あり。下部では羽状に浅裂する
1.似たような丈の草本のなかで、淡いピンク色が目立ちました。草地ですが、耕作放棄地だと思われます。柔らかい土でした

2~4.花弁の脈(筋)がクッキリしています。先端が十字になる雌しべは同属の特徴のようです。ラインの入る細長い萼も特徴的です。萎むと淡紅色に
5.蕾はやや下を向きますが、開花すると上向きです
6.葉の様子です。前月取り上げたコマツヨイグサに少し似ていると思いました
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似ているような花を見たことがあると思ったのは、同属のユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)でした。花弁の脈など雰囲気が似ていますが、花のサイズは本種の方が倍以上大きいです。
※結実し雨滴散布するとの情報を多摩NT様から頂きました。ありがとうございます。
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| 草本(草花・野草) | 09:43 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
こんにちは
ヒルザキツキミソウはあちらこちらに拡がっていますね。とても可愛い花です。ネットでは「結実しない」という記述を見ますが、実際に種子が“雨滴散布”でこぼれ落ちる“現場”を見ています。花後のラグビーボールのような小さな果実(晴れた日ですが)に、水を掛けてみて下さい。5分後には、果実が開いて、中の小さな種子が見えるはずです。雨の日ならば、そんなことをしなくても果実が開いています。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/61/8bf1c4a93a8e88e9118aafbcdde3d061.jpg
アカバナユウゲショウも同じ雨滴散布の方法で種子をこぼします。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d0/3aab4aa137ea32b8f3c90c30ed8e6c37.jpg
| 多摩NTの住人 | 2016/08/17 10:58 | URL | ≫ EDIT