きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ユリノキ ~名前も葉も花も特徴的

ユリノキ(学名:Liriodendron tulipifera)は、モクレン科ユリノキ属の落葉高木です。原産は北アメリカ中部で、日本には、明治時代初期に渡来したそうです。街路樹・庭木・公園樹などに利用されています。

今年の冬(2月末)、市内の公園(テニスコートの脇)で気付きました。幹がシュッとした大きな樹です。まず「ユリノキ」の名に、「ユリ(百合)は草でしょ!」と思いましたし、見上げると落葉している枝々には、異様な?物体がたくさん付いていて、見たことのないシルエットでした。
きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-1

きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-2

これまで、全く知らない樹でしたが、この時を機に興味を持ち、ユリノキのことを知るにつけ、名前も葉も花もとても特徴的な樹だということが分ってきました。

【名前】
学名のLiriodendronは、Lily-treeで「ユリの木」の意味になることから「ユリノキ」になったようです。
しかし、英名はTulip Treeで、外国では「チューリップツリー」と呼ばれています。これは、花の形がチューリップに似ていることによります。
また、別名では「ハンテンボク」といいます。これは、葉の形が半纏に似ているからだそうです。

それだけ、花や葉に特徴があるからだと思いましたが、2月の終わりには、花も葉もありません。実際どんな葉が付き、どんな花が咲くのか、ぜひ見てみたいと思いましたね。

【 葉 】
4月に入り、葉が出てきました。
きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-3

4月の終わり頃には、葉も増え、徐々に大きくなっています。
きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-4

若葉ですが、半纏に似た形も確認できました。
きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-5

3裂ですが、中央の葉の先端は浅く凹状です。
6月に入ると、葉は多く、大きく、緑も濃くなってきました。
きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-6

明治~大正の頃なので「ハンテン」だったのでしょう。今なら「Tシャツ」ですね。個人的には、先端の方を上にすると、サリーちゃんのパパの額の形に見えます。付け根の方の分裂は(付け根を上にすると)少年アシベくんの髪形に見えます。(私だけでしょうか…。)

【 花 】
そして、楽しみにしていた花も見ることができました。
きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-7

ただ、大きい木ですし、高い所に多く花がつく(↑)ので、近くから(下から)は…見にくいです。
きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-8

確かにチューリップに似ていますね。直径で5~6センチほどあります。花の中を見たいところですが、この樹では無理ですね。
きれぎれの風彩 「ユリノキ」1-9

決して目立つ色の花ではありませんし、下からは葉の陰になるものが多いので、普通に歩いていたら気が付かないかもしれません。
私が眺めたり、撮ったりしていると、散歩中のオジちゃんオバちゃんが何事かと見上げ、「ヘェ~」と感嘆していました。
それにしても、見逃すことなく、しかも晴れた日に見ることができて良かったです。
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| 落葉高木 | 12:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はじめまして

こんにちわ、ユリノキいいですねー、季節を通して取材していて感心しました、私と同じに樹木にのめりこんでいるようでうれしいです、またよってみます。

| woodyowaku | 2010/06/20 19:38 | URL |

こんばんは

いいですよね~ユリノキ。
私も、同じ樹見趣味の方で、しかもユリノキの記事には嬉しくて、思わず・・・でした。
この日記を書こうとした時は、まさかこれほどに片寄ってしまうとは考えもしませんでしたけどね。まだまだ続きそうです。

(※6月21日に返信コメントを書きましたが、名前を間違えていまして、再度書きました。)

| 山ぼうし | 2010/06/27 01:03 | URL |















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