きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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フユノハナワラビ、チャノキ

北本自然観察公園のフユノハナワラビとチャノキの様子です。〈散歩日:10月23日〉

フユノハナワラビ(冬の花蕨:ハナヤスリ科ハナワラビ属の冬緑性シダ植物)
光合成を行うための栄養葉と、胞子を付けて散布するための胞子葉という2種類の葉を付けます。秋に葉を出す栄養葉は、地面に近い位置で葉を拡げ翌春に葉は枯れますが、他の草が枯れるので十分に光合成ができます。

初めて見たのは昨年の11月21日です。今年は昨年よりも約1ヶ月早い時期です。
1.既に多数の胞子葉が伸びていました
2~4.胞子葉の上部につく胞子嚢穂は形が様々。丸い胞子嚢がまだ白っぽいです。この後、茶色~焦げ茶色になり熟すとはじけて胞子を放出します
5.栄養葉は3つ分枝し、羽状に深裂します。葉の上の落ち葉を除いてやりたいところですが、園路からは離れており手が届きません
「1」「2」「3」「4」「5」
「フユノハナワラビ~北本自然観察公園」



チャノキ(茶の木:ツバキ科ツバキ属の常緑低木)
茶畑など栽培では、高さ1メートル以下に刈り込まれますが、野生状態では数メートルになるようです。当所での花期は10月~11月頃。仲間のツバキやサザンカに比べて花は小さく、早い時期に終わります。

公園の北西側の園路沿い(林縁もしくは林内)でよく見られ、木漏れ日が白い花を引き立てていました。
6~7.仲間に比べると、花弁のサイズに比べて、雄しべは大きいです
8.蕾は淡緑色でまん丸。カワイイものです
9.既に果実もできています。通常3室あり、それぞれに1個の種子が入ってます
10.葉の表は、葉脈が窪みます
「6」「7」「8」「9」「10」
「チャノキ~北本自然観察公園」


この後の果実の様子は、初めて見た2012年1月に取り上げました。
果実を横に半分に切った時に見える3つの種子の様子を図案化し、3つの点で表したものが茶畑の地図記号になっています。

ところで、植物に関係する地図記号には田や畑、果樹園、広葉樹林、針葉樹林、竹林、笹地、ハイマツ地などもありますが、品種を特定している茶畑と桑畑は別格(?)です。葉を目的にした木は2種だけで、面積もあったということでしょう(?)。

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| 樹木・草花アレコレ | 17:22 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

本日はとりあえず茶の木についてのコメント。小学生の頃まで庭にチャノキがあって、刈り込まれていたのでチャというのはそんなふうに葉が小さいものとずっと思い込んでいました。
先日小石川植物園でアッサム茶のチャノキを見ました。私の感覚の3倍以上の大きさの葉、木も大きく成長していました。
面食らってあちらこちら少し調べ見ましたが、基本的には放っておくとかなり大きくなる木なのですね。

| ディック | 2016/11/20 20:44 | URL | ≫ EDIT

こんにちは

シダはなかなか同定が難しいですが、フユノハナワラビは特徴があってわかり易いですね。茶畑の地図記号は植物観察をするようになってからその意味を理解しました。

| 多摩NTの住人 | 2016/11/22 08:36 | URL | ≫ EDIT

フユノハナワラビ・・・
突然地面から顔を出します。
野山でなく平地でも見かけることがあります。

| 山小屋 | 2016/11/23 16:56 | URL | ≫ EDIT

ディックさん こんばんは

私は実際に見たことがなかったので、茶摘みの茶畑でしか見られないものとず~っと思っていました。けっこう大きくなりますね~。

| 山ぼうし | 2016/11/23 20:35 | URL |

多摩NTさん こんばんは

あ~シダも大変ですよね。フユノハナワラビのように胞子嚢をつけるのは他にもあるのでしょうか。これがハッキリしているので目立ちますよね。

| 山ぼうし | 2016/11/23 20:36 | URL |

山小屋さん こんばんは

葉が地面すれすれなので、胞子葉が出ないと分からないでしょうね。
探せば他でもみられるかな~。

| 山ぼうし | 2016/11/23 20:37 | URL |















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