北本の『エドヒガン』2017
エドヒガン(江戸彼岸)は、バラ科サクラ属の落葉高木で、オオシマザクラやヤマザクラ、カンヒザクラ、マメザクラ等と並ぶサクラの原種(野生種)の一つ。
和名の由来は、江戸で彼岸の頃に咲くことによります。
1.木道を進んでいくと、左手に見えてきます
2~3.近づいていくと、見上げるようになりますので、ちょっと残念
4.ほぼ満開の状態だったと思います。ラッキーでした
5.さらに先に行って、振り向いた光景です。位置的に逆光になってしまいます
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6.一番下の枝でも位置が高いので花はズームで。萼筒が丸く膨らむのが特徴です

北本のエドヒガンは樹高が29メートルで、樹齢は約200年とされています(市のWeb)。エドヒガンはサクラの中では長寿の種で樹齢1000~2000年の樹もあります。また、観賞用サクラの代表種であるソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの交配種で、シダレザクラもエドヒガン系がほとんどのようです。
ところで、中央区神田須田町の靖国通り沿い、老舗そば屋「まつや」の前にエドヒガンがあります。一昨日(6日)、近くの角打ち(加島屋酒店)に行く際に見ましたが、ほとんど花は散っていました。
このエドヒガンは地域のシンボルツリーになっており、大切にされているそうです。
(角打ちのママさん談)
| 落葉高木 | 21:34 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
萼筒の膨らみの話ですが、新宿御苑でコヒガン(小彼岸)を見ていて気が付いて記事にしました。結局、エドヒガンも同じなのですね。
こいして拝見していると、花弁の幅がソメイヨシノよりやや狭い感じでしょうか。
ソメイヨシノの整った花のかたち(花弁が幅広)は、やはりオオシマザクラからもらったのだろうな、と感じます。
小石川植物園にもエドヒガンがありましたが、はるか上の方に咲いていて、花をアップで確認できませんでした。
| ディック | 2017/04/08 23:15 | URL | ≫ EDIT