菖蒲城趾のネムノキ(咲き始め)
ネムノキ(合歓木)はマメ科の落葉高木で、斜面下部のような土壌のたまる場所、河原など水のある場所によく自生します。
小さな花の花弁は目立たず、淡紅色の糸のような雄しべが長く伸びます。その小さな花が10~20個集まって一つの花のように見えます。
1.木道沿いのネムノキです。株元から枝が出て自然な感じで拡がっているように見えます。ネムノキも気持ち良さそうです

2.花が咲き始めていました。五分咲き?画は花の多いところです
3.花(雄しべ)に触ると・・・柔らかい
4.多数の雄しべ(花糸)が集まる基部に5枚の花弁があります
5~6.葉(2回偶数羽状複葉)が横に拡がり涼やかです。ふんわり雲と青空◎
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7.ハナショウブに囲まれたネムノキです。ネムノキの花を眺める方も多いです。ベンチに木陰を作り、来園者の一休みに役立っていました

この場所は、他に樹木がありませんし、ハナショウブのおかげで乾燥することもないでしょうから、ネムノキにとって生育適地なのかもしれません。
※参照:ネムノキの果実の様子
| 落葉高木 | 15:37 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑
「河原など水のある場所によく自生」「多数の雄しべ(花糸)が集まる基部に5枚の花弁」
なるほど、舞岡公園は田んぼの横の流れ近くに生えているし、花弁がない花かと思っていたけれど、花弁もあるのですか!
よい勉強になりました。
| ディック | 2017/07/01 22:05 | URL | ≫ EDIT