きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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中院の紅葉、出世稲荷の大公孫樹

川越市の喜多院で菊まつりを見た後、中院へ行きました。その後、寺社を見ながら大正浪漫夢通りから中央通りを歩き、駐車場に戻るためショートカットで住宅街を通ったところ大きなイチョウに出会いました。〈散歩日:11月19日〉

中院(川越市)の紅葉
中院(なかいん)は、埼玉県川越市にある天台宗の寺院で、喜多院の直ぐ南方にあり、山号は星野山。寺号は無量寿寺。院号は中院。境内は庭として造られおり緑豊かで、「四季折々の表情で楽しませてくれます・・・(観光協会Webより)」。
要所要所に点在するような紅葉がキレイでした。
「1」「2」「3」「4」「5」
「川越市、中院の紅葉」

中院は島崎藤村ゆかりの寺院として知られ、境内には川越市の文化財に指定された島崎藤村ゆかりの茶室・不染亭があります。また、川越茶・狭山茶の発祥の地としても有名。開山の際、円仁が京より茶の実を携え、境内に薬用として栽培したのが始まり。境内にはその旨を記した石碑が建てられています。


出世稲荷の大公孫樹
稲荷神社は「天保二年(1832年)地主、立川氏が屋敷鎮守として、京都、伏見稲荷大社本宮より分社したるものなり」。
鳥居の手前に2本のイチョウの巨樹があり、現地の説明板によると「いちょう窪の出世稲荷の公孫樹として名声がある」そうです。
きれぎれの風彩 中院紅葉・大公孫樹171209-06

画の左の樹は、幹回り(目通り)5.67m、根回り7.6m
画の右の樹は、幹回り(目通り)7.25m、根回り9.7m、
2本とも樹高は約26.5m。樹齢は650年と推定されています。
きれぎれの風彩 中院紅葉・大公孫樹171209-07

住宅やマンション、道路も狭く、2本のイチョウの全景をカメラでおさめる所がありませんでした。遠い昔ならこれらのイチョウを市内のどこからでも眺めることができたでしょう。
きれぎれの風彩 中院紅葉・大公孫樹171209-08


| 樹木・草花アレコレ | 23:52 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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喜多院『小江戸川越菊まつり』

川越市の喜多院周辺散歩に行った時のことです。喜多院の境内では『小江戸川越菊まつり』を開催していました。これまでなら他の見学を優先してスルーしていたかもしれませんが、先般、他の方のブログで家菊のことを拝見したこともあり、せっかくなので見ていくことにしました。〈散歩日:11月19日〉

様々な仕立て方があることや、その出来栄えに驚くとともに感心させられ、思いもかけない菊まつりでしたが、とても良い機会となりました。
以下に、仕立ての様子と説明(現地の説明書から一部抜粋)を記録しておきます。
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-01


大輪菊の3本仕立て(厚物):この仕立て方は菊作りの基本となるもので3本仕立てとも言われ、今日見られるような形態になったのは明治の中頃と言われ日本独特の仕立て方です。仕立て方は1本の苗から3本の枝を伸ばし、後の1本をやや高く、前の2本は同じ高さに、3つの花を同時にかつ同じ大きさに揃えて大輪を咲かせます。
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-02

3本仕立て盆養(管物):「花火のような菊」といわれ古くから親しまれている花です。全ての花弁が管状になっている菊で、最も長い花弁(外周の剣走り)のほかは、弁先が必ず玉巻き状になっていることが絶対条件です。

福助作り:大菊のミニ仕立てとも言われる1本仕立てで、草丈は鉢の下端から花首までの高さが40cm以下と決められています。
ダルマ作り:草丈をミニサイズにした3本仕立てで、鉢の下端から花首までの高さが60cm以下と決められています。
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-03


小菊盆栽作り:挿し芽苗からわずか14ヶ月の間に、バランスの良い姿に仕立て、しかも風説に耐えて育った老樹の風格と、その枯淡な味わいを表現するもの。加えて花まで咲かせようという小菊の盆栽仕立ては、我が国が世界に誇る園芸技術といっても過言ではありません。
作品型には、地植、石付け、根上がり、懸崖、筏作りなどがあります。
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-04

きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-05 きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-06


懸崖作り(前垂れ型):断崖絶壁に垂れ下がって育つ野生植物の姿態を手本にして、その美しさと風雅さを表現しようとしたもの。川越菊花会の基準は、全長2m以上、姿態の勾配が45度。花に隙間がなく、老若もなく、花が一斉に開花し満開であることが肝要です。
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-07


杉作り(ローソク作り):懸崖用の小菊を使って杉の木の形に仕立てるもの。高さ1m以内の小型から2m以上のものまでありますが、川越菊花会は高さ2mを基準としています。
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-08


千輪仕立て:1本の苗を何回も摘芯をくり返して枝数をふやし、半球形になるように花を並べて咲かせる仕立て方です。大きなものでは1本から300本近くの枝を立てて、同時に300輪前後の花を咲かせます。(この説明のみ一般のWebから)
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-09


きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-10


小菊懸崖を使った造形作りの富士山のようです。
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-11


入口には、小菊懸崖の五重塔や杉作りなどの一画がありました。
きれぎれの風彩 小江戸川越菊まつり171201-12


菊の仕立てを見ながら、約30年前の結婚披露宴の時に「菊作り 菊見るときは 陰の人」という言葉を頂いたことを思い出しました。

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北本自然観察公園 11月3日

前4回と同様、11月3日の北本自然観察公園散歩からです。

ニワウルシ:翼果は熟した後、翼部分が白っぽい枯れ色になります。強風の時に飛ばされていきます。晴れた日のこのような光景は私にとっての風物詩です
きれぎれの風彩 北本公園171125-00


イヌタデハナタデ:タデ科の2種類が隣り合うように群生していました
タコノアシ:“らしい”姿に出会えましたが、画はイマイチです
シラカシ:若い堅果(ドングリ)が寄り添って。誰もがご存知の秋です
ヒサカキ:黒く熟した果実が枝に沿って多数ついていました
「1」「2」「3」「4」「5」
「北本自然観察公園 11月3日(1)」


カラタチバナ:できたて?キレイな赤でした。百両を見て金運アップです・・・いつか
アオミズ:小さな花が多数ついています+小さなカタツムリも
トネアザミ:丈が高く、花も大きめ、冠毛も大きいです。強風待ちのようです
ガマ:葉が枯れてきて、花穂が見やすくなってきました
カタバミ:まだ咲いていましたが、小春日和の狂い咲きかもしれません
「6」「7」「8」「9」「10」
「北本自然観察公園 11月3日(2)」


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ツタ紅葉/クズ果実/フユノハナワラビ

北本自然観察公園の駐車場で見たツタの紅葉と園内で見たクズの果実は、これまであまり見ることがありませんでした。あとフユノハナワラビです。〈散歩日:11月3日〉

ツタ(蔦)の紅葉
ブドウ科ツタ属のツル性の落葉性木本で、巻きひげの吸盤で樹木や壁を伝うことから「つたう」の意味で名前が「ツタ」になったようです。別名のナツヅタは、ウコギ科のキヅタ(常緑性)をフユヅタと呼んだため、その対比で呼ばれています。

駐車場内の木の枝の周りで紅くなっている葉がありましたが、見慣れないものでした。調べてみてツタだと判りました。名前は知っていてもこれまでの行動範囲では見かけることがなかったです。黒っぽいぶどうに似た果実ができていました。
きれぎれの風彩 北本公園171123-01

きれぎれの風彩 北本公園171123-02

ツルは樹皮と同化していました。(画では分かり難いです)

きれぎれの風彩 北本公園171123-03



クズ(葛)の果実
マメ科クズ属のツル性多年草で、根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、秋の七草の一つに数えられています。ですが、周りの木々を覆うほど成長が早いので、邪魔者扱い(有害植物と)されているようです。

そんなクズなので(クズに失礼)夏の花をチラッとみるくらいでしたが、遊歩道沿いの見やすいところにクズがあり(公園の計らい?)、果実を見ることができました。
果実は豆果で細長く、縁に毛が多いです。枝豆よりも扁平な果実です。
きれぎれの風彩 北本公園171123-04

きれぎれの風彩 北本公園171123-05



フユノハナワラビ(冬の花蕨)
ハナヤスリ科ハナワラビ属の冬緑性シダ植物で、シダ植物でありながら種子植物のような特徴も持ち合わせているという不思議な植物です。
光合成を行うための栄養葉と、胞子を付けて散布するための胞子葉という2種類の葉を付けます。秋に葉を出す栄養葉は、他の草が枯れる冬の間に光合成ができます。

2年前に初めて同所で見て、今回で3回目になりますが、今年は邪魔になる草木が少なく一番見やすいように思いました。ただ、少し遠いので画はズームです。
きれぎれの風彩 北本公園171123-06

きれぎれの風彩 北本公園171123-07

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城山公園(桶川)散歩から

前回までのカツラ、ユズリハ、ニシキギ以外の城山公園で見かけた植物をまとめて取り上げます。〈散歩日:10月28日,11月3日〉

◆10月28日
・タイワンホトトギスのようです。久し振りですし、この公園では初めて見ました
・ジュウガツザクラが小雨の中、一生懸命咲いているように見えました。翌週は天気でいたが花数は少なくなっていました
・トチノキの紅葉は外側から進むようです。サイズが大きいので模様のようでした
・ツツジが一輪。狂い咲きでしょうか
「1」「2」「3」「4」「5」
「城山公園(桶川)散歩から(1)」

◆11月3日
・広場のケヤキがキレイな紅葉になっていました。何故かここのケヤキだけですけど
・小春日和のこの日は、菊の仲間が一斉に咲いていました。前の週には見られなかったモンシロチョウや他の虫も、花にたくさん集まっていました
・タンポポも狂い咲き?(でも、年間を通じてたまに見ることがあります)
「6」「7」「8」「9」「10」
「城山公園(桶川)散歩から(2)」


他には、ラクウショウの実がいつもより多く付いていたことや、クマシデの葉が虫に喰われて少なくなっていたこと、幼いラクウショウにミノムシを2つ見つけたこと、カワセミがいたけどピントが背景に合っていて残念だったことなどなど。

| 樹木・草花アレコレ | 22:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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