きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ネズミモチ ~花から果実へ(我が家)

我が家の狭い庭で、ふと気が付くと見慣れぬ幼木がありました。その後、丈が伸び葉も増えてきましたが、何の木なのか分かりませんでした。
スッキリした肉厚な葉ですし、鉢植えにしても大丈夫だろうと思い、枝が2本だけの時でしたが鉢に植え替えて庭よりも日当たりの良い所に移動しました。

その後、多数分枝し、今年の春に初めて蕾を付けました。それから果実まで見ることができましたので、経過を記しておきます。〈観察日:2017年5月~12月〉

ネズミモチ(鼠黐)はモクセイ科イボタノキ属の常緑小高木です。本州から沖縄まで分布します。公園や街路樹、生け垣としても利用されています。

上段:蕾から開花、花後
5月14日 GW後、枝先に小さな粒々が付いているのを確認しました。
5月27日 蕾が大きく膨らんできており、もうすぐ花が咲きそうと思ったら、
5月28日 翌日、初めての開花を確認できました。(日曜日で良かったです)
6月 4日 一週間~10日ほどでほぼ全ての花が咲いたと思います。
6月24日 花が落ちた後の様子です。花糸が残り、基部には幼い果実が。
下段:果実の成長、熟すまで
9月 3日 緑色の幼い果実が徐々に育ってます。
10月 8日 この頃には、それなりのサイズになっていました。
10月28日 黒く変色し初め → 11月3日 でも、一週間でこの程度です
11月23日 楕円形の果実は、全て黒くなりました。
「1」「2」「3」「4」「5」
「6」「7」「8」「9」「10」
「ネズミモチ ~花から果実へ」


5月14日 小さな蕾ができ始めた時の全景です。
6月4日 少ないですが、幾つかの花序ができました。
10月8日 この色の果実は初めて見ますので新鮮でした。
12月10日 黒くなると見慣れたものですが、大きい木と比べると少し違います。
「11」「12」「13」「14」「15」
「ネズミモチ ~花から果実へ」

最後の画は葉を裏からかざして見たもので(6月24日)、葉脈は不明瞭です。
ネズミモチに似ている中国原産の「トウネズミモチ」は葉脈が透けて見えます。また、トウネズミモチの果実は楕円形というよりも球形に近い。という違いがあります。

| 常緑低木 | 22:39 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヒイラギ ~老木?は全縁・盛花

『嵐山渓谷』紅葉散歩でのこと。半島状の「細原」の遊歩道から、枝に小さく白い花を多数つけた木を見つけました。花の付き方は我が家のヒイラギと似ていますが、葉の縁に特徴的な棘状の鋸歯がないのです。〈散歩日:12月2日〉

ヒイラギ(柊・疼木・柊木)は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、関東以西の本州~沖縄の山地に生育します。庭木や盆栽、葉に棘があることから生垣などにも利用され、また、魔除けの縁起木として玄関脇に植えられることもあります。

花はヒイラギに似ているのに葉が全縁なことから、これは何だろう?と思っていたら、隣にいた観光客にボランティアの方が説明していました。「年をとるとギザギザが無くなる・・・」。7年前にヒイラギ(我が家の)を取り上げる際に調べた時、そのような記載があったことを思い出しました。

1.遊歩道沿いのロープの先に、ヒイラギが斜面の下から生えていました。樹高は4メートル以上あったと思います。
きれぎれの風彩 「ヒイラギ」2-1


2.枝には花が多数ついてました。(遠いので、以下ズームです)
きれぎれの風彩 「ヒイラギ」2-2


3.花は葉腋に白色の小花を密生させます。雌雄異株で、雄株の花は2本の雄しべが発達し、雌株の花は花柱が長く発達するそうです。この木は雄株のようです。
きれぎれの風彩 「ヒイラギ」2-3


4.葉は対生し、楕円形から卵状長楕円形で、老樹になると葉の刺は次第に少なくなり、縁は丸くなってしまうそうです。この木の葉にはまったく鋸歯が見られません。
きれぎれの風彩 「ヒイラギ」2-4


我が家の玄関脇に植えた葉に斑入りのヒイラギは、10年ほどになると思いますが、まだ棘があり触れると痛いです。将来は棘(鋸歯)が無くなるのでしょうけど、ヒイラギの生長は遅いように感じます。あと何年?何十年?・・・。


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嵐山渓谷沿いの遊歩道で、展望台と冠水橋方面に遊歩道が分かれる辺りで、赤い球形の果実らしいものが丸まって付いているのを見つけました。ひょっとして初めて見る「サネカズラ」かもしれません。
きれぎれの風彩 「サネカズラ」


| 常緑低木 | 23:02 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑

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嵐山渓谷の紅葉 12月2日

埼玉県嵐山町『嵐山(らんざん)渓谷』へ行った際の紅葉の様子を記録しておきます。当日の散歩全般のことは別ブログで取り上げました。また、嵐山渓谷の紅葉の様子は4年前にも取り上げています。〈散歩日:12月2日〉

嵐山渓谷は、岩畳と槻川の清流・周囲の木々が織り成すみごとな景観と自然環境を持った景勝地です。特に大平山から伸びた「細原」と呼ばれるところでは、流路が大きく180度転じて半島状の独特な地形をつくりだしています。

その半島状の「細原」の紅葉の様子です。今年の気候は紅葉向きではなかったようで、全体的に赤い葉が少なかったです。(画はその中でも紅葉らしい所です)

1.半島状の付け根部分にある展望台から、突端に向けて歩いてゆきます
2.奥にあるモミジがキレイでした。手前の赤い実はゴンズイ?
3.右奥のモミジは赤かったです。手前は植栽された若木のよう
4.Uターンして、歩道が二股に分かれる左側の紅葉のトンネルです
5.この木の葉は、これから赤くなりそうでした
「1」「2」「3」「4」「5」
「嵐山渓谷の紅葉」


6.冠水橋近くの紅葉です。斜面なので坂道の上から紅葉を真横に(~見下ろすように)見ることができます。ここが一番紅葉としてはキレイでした。
きれぎれの風彩 嵐山渓谷の紅葉 171216-6


ちなみに、当日記によると4年前は駐車場が無料でしたが、今回は500円でした。以前よりも観光客の人数は増えているようですし、遊歩道も新しく整備されていました。

| 落葉高木 | 19:37 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナンキンハゼ紅葉・果実/その他

ナンキンハゼの紅葉を見ておこうと思い、3年前にも見た上平公園(上尾市)に立ち寄りました。他にも用がありましたので短時間の散歩です。〈散歩日:11月25日〉

ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)は、トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木でです。紅葉は赤色に紫色と黄色を不均等に混ぜたような色で、あざやかな色です。

さて、期待していたのですが、今回のナンキンハゼの紅葉はイマイチでした。樹にもよりますが、あざやかな葉は見られず、ほとんど落葉していたり、緑葉から黄色っぽい葉、良くて赤っぽい葉といった感じです。ただ、おかげで様々な果実や種子の様子を見ることができました。↓最初の2枚は中でも赤い所を撮りました。
「1」「2」「3」「4」「5」
「ナンキンハゼの紅葉・果実」

不思議だったのは、まだ緑色の葉から上に向かって伸びるモノ。数本見られました。これは何でしょう。花序にしては細いですし、そもそも花序の時期ではないし…。
きれぎれの風彩 上平公園171213-06



その他に、ざっと見渡すと嫌でも目にとまったのはメタセコイアの紅葉です。大きさもあり存在感があります。
すると、近くに赤い果実が多数ついた樹に気づきました。果実の大きさだけは、この公園の別の場所にあるベニバスモモの果実と同程度ですが、これは?不明です。
「7」「8」「9」「10」
「メタセコイヤ紅葉と不明の果実」

| 樹木・草花アレコレ | 22:46 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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中院の紅葉、出世稲荷の大公孫樹

川越市の喜多院で菊まつりを見た後、中院へ行きました。その後、寺社を見ながら大正浪漫夢通りから中央通りを歩き、駐車場に戻るためショートカットで住宅街を通ったところ大きなイチョウに出会いました。〈散歩日:11月19日〉

中院(川越市)の紅葉
中院(なかいん)は、埼玉県川越市にある天台宗の寺院で、喜多院の直ぐ南方にあり、山号は星野山。寺号は無量寿寺。院号は中院。境内は庭として造られおり緑豊かで、「四季折々の表情で楽しませてくれます・・・(観光協会Webより)」。
要所要所に点在するような紅葉がキレイでした。
「1」「2」「3」「4」「5」
「川越市、中院の紅葉」

中院は島崎藤村ゆかりの寺院として知られ、境内には川越市の文化財に指定された島崎藤村ゆかりの茶室・不染亭があります。また、川越茶・狭山茶の発祥の地としても有名。開山の際、円仁が京より茶の実を携え、境内に薬用として栽培したのが始まり。境内にはその旨を記した石碑が建てられています。


出世稲荷の大公孫樹
稲荷神社は「天保二年(1832年)地主、立川氏が屋敷鎮守として、京都、伏見稲荷大社本宮より分社したるものなり」。
鳥居の手前に2本のイチョウの巨樹があり、現地の説明板によると「いちょう窪の出世稲荷の公孫樹として名声がある」そうです。
きれぎれの風彩 中院紅葉・大公孫樹171209-06

画の左の樹は、幹回り(目通り)5.67m、根回り7.6m
画の右の樹は、幹回り(目通り)7.25m、根回り9.7m、
2本とも樹高は約26.5m。樹齢は650年と推定されています。
きれぎれの風彩 中院紅葉・大公孫樹171209-07

住宅やマンション、道路も狭く、2本のイチョウの全景をカメラでおさめる所がありませんでした。遠い昔ならこれらのイチョウを市内のどこからでも眺めることができたでしょう。
きれぎれの風彩 中院紅葉・大公孫樹171209-08


| 樹木・草花アレコレ | 23:52 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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